JAGE公認大会(関東)初参加ガイド
(一部修正しました☆)
■まず大会情報は、JAGEの公式サイトに掲示される。
JAGE公式サイト
関東では
ダンロップ杯
MJ(ミシュランJAGE)杯
二つが公認戦だが、まずは年間のスケジュールをカレンダーに書いてしまおう。申し込みはそれぞれ1ヶ月前からで、期限はダンロップ杯が1週間前まで、MJ杯は2週間前までで、MJのノービス参加者のみ、当日受付が認められている。申し込みの受理が遅ければ遅いほど、当日の出走順が早くなるので、自分がゆっくり出走したいのであれば申し込み開始日に済ませてしまうのが正解だ。なお、申し込みはまず参加料を振り込み、JAGE公式サイトからダウンロードできる申し込み用紙をプリントアウトした上で、振込み明細書と一緒に郵送する。ネット振込みの場合は、振り込み完了画面のプリントアウトでもOKだ。ダンロップとMJで振込先も郵送先も違うので、ここには注意が必要。こうして参加が受理されれば、後日「受理書」のハガキが自宅に郵送されてくる。これを忘れると面倒なので、必ず荷物に入れておこう。
■大会前日は、とにかく睡眠をたくさん取れるように私生活をコントロールしたい。初見のコースを走るというジムカーナ競技の性質上、寝不足は最大限避けたいところだ。会場に持っていくものを下記に記すので、参考にして欲しい。
・装備(ライディングウェア・ブーツ・ヘルメット・グローブ)
・ご飯(事務茶屋という有志の出店があるが、ゴハンモノが出るとは限らない)
・水分(夏場ならば2リットル+αは用意すべきだ)
・参加受理書
・トランポ参戦の場合は「ガソリン」「バイクの鍵」を忘れずに!
・レバーやペダル類のスペア
その他、雨のレースの場合は長靴があるとコースウォークが楽だ。雨でなくても、スニーカーやサンダルがあるといい。一日中ライディングブーツというのは意外に疲れるものである。又、当日会場で重整備が必要になって自分の手持ちの工具では足りない場合には、駄目元で近くのトランポ組に声をかけるといい。コンプレッサーやインパクトまで持ってきている人もいるし、結構手伝ってくれる。恥ずかしくて車両復旧できずに諦めるより、頑張って直して競技に出た方が自分のため。恥はかき捨てのつもりで行こう!
■まず朝はゲートオープン前から会場前にトランポや自走車両が並ぶ。別に早く来たからいいというワケではないが、早く会場に入って早く用意ができれば、主催者がコースを作っているところをちょっと覗き見できてお得かもしれない?? 自走の場合は自走エリア、トランポはトランポエリアに車両を停めるが、ここで場所に悩むことはないだろう。ジムカーナには基本的に専用のピットエリアというものがないので、誘導に従って停めれば問題ない。
■車両を指定位置に停めたら、大急ぎで車両の車検準備をしてしまおう。まずミラーは外し、念のため灯火類等のレンズにテーピング。サーキットのように全面をきっちりテーピングする人は少ないようだ。さらにやっておきたいのは空気圧の確認。車検では主にタイヤの磨耗と、ブレーキランプがきちんと点灯するかをチェックするが、いくら車検の甘いジムカーナ競技と言ってもモータースポーツ。水漏れ、オイル漏れ等が絶対にあってはならないし、ブレーキ関係のトラブルも絶対回避すべき。ここは慎重に行こう。
■しばらくすると、車検員が回ってくるので、あらかじめ郵送されてきている「参加受理書」のハガキを車検員に渡し、車検をしてもらう。OKがもらえるとハガキに印鑑を押してくれ、車検ステッカーを渡されるが、ステッカーは車両の全面から見やすい位置(ライト等)に分かり易く張るのがお約束だ。
■車検が終わる頃には、受付の呼び出しがかかる。本部テントにて、クラスごとに別れて受付をするが、この際に受理書を提示しなければならないので絶対に忘れないこと! 受付が済むと、当日のコース図とゼッケンが渡される。また、最近ではゼッケンと同じ番号をガムテープに書くように指示されるが、このガムテープは車両の自分の見やすい位置に張っておこう。ヘルメットを被ると自分のゼッケン番号が確認しにくい選手に対して、主催側からの配慮だ。
■受付が終わり、コース図を貰ったら、ひたすらコースを確認しよう。まずは最初の1~2セクションだけ頭に叩き込むといい。その頃にはコースウォーク開始のコールがかかるので、一斉にコースを歩いて確認する。ゼッケンは黄色がノービス、緑がC2とC1シード、青がB、赤がAシードなので、上位シードの選手の後ろを歩いてコース確認やライン確認をするのもいいだろう。あまり時間があるわけではないので、この時間を有効に使ってコースを憶えること!
■しばらく歩くと、コース閉鎖とライダーズミーティングの呼び出しがかかるので、本部テント前に移動しよう。ライダーズミーティングでは、開会の挨拶と大体のペナルティについての説明があるが、初参加の場合はライダーズミーティング後に「スタート・ゴールに関する説明」が受けられる。結構大事なことを言うのでしっかりと聞いておきたいところだ。
■ミーティング後は、即C2クラスのウォームアップが開始される。大会の進行は、C2→NN→NL→NO→C1→B→Aで、午後はNN→NL→NO→C2→C1→B→Aと進行が変わる。それぞれ走行前にウォームアップ走行ができるが、これは本コースとは別の設定のコースを、選手が連なってトレイン走行するものだ。初参加のノービスの場合はC2のあとだが、ここは早めに装備を身につけ、ガムテープゼッケンを車両に張って、本コース側に移動しよう。というのも、本コースに出走するC2シードクラスの走りを見ながらコース図を再確認できるからだ。そうこうする内に、ノービスクラスのウォームアップ走行開始がアナウンスされる。念のためコース図はガソリンタンクの上にテープで貼り付けると良い。
■ウォームアップは基本的にタイヤと身体を温めるためのものなので、自分より遅い選手が前にいても煽り倒してはいけない。明らかに前が詰まってしまうようなら、自分より速い人間の後ろに移動するか、前をしっかり開けてから出走しよう。ここで転倒したり、体力を使い切ってしまうようなことがないように、あくまでマイペースで。夏場にはタイヤやエンジンが熱ダレしてしまうまえに切り上げること等にも気を遣うクレバーさが必要だ。途中で抜けて休みながらコース図を確認するのだってアリだ。夏以外では最初はタイヤも温まっていないので、無理をせずしっかり加減速して、タイヤを暖める。
■ウォームアップ入り口にはスタッフがいて、ホワイトボードを持っている。ここに本コース側に移動する選手のゼッケン番号が書かれるので、自分の番号が近づいてきたらチェックしておきたい。初めてで不安な場合、出走はゼッケンの数字の小さい順なので、自分よりひとつ番号の小さな選手の車両を覚えておき、その人にくっついていけば問題ない。いざ自分の番号が書かれたら、本コース側入り口に並ぶ。本コース側は、スタートエリアに加えて、8の字ウォームアップが何本か用意されている。前の選手がスタートすると、ところてん式に選手が8の字エリアに入っていく仕組みだ。
■8の字エリアでは、別に8の字をしなくても、オーバルで回り続けても回転の練習をしてもいい。路面が悪く感じたり、8の字が狭くて回れないようであれば、流して走りながらコース図を確認するのもありだ。スタートエリアには3~4人が並べるようになっているので、前の選手が出走したら自分の走っている8の字を譲り、自分はスタートエリアに近い側の8の字に移動する。こうして自分のスタートが迫ってくる。
■一番奥の8の字を回っていると、先の選手が出走してスタートエリアに並ぶ選手が一台分前に行くだろう。そうしたら、いよいよ自分もそこに並ぶ。あとはスタートを待つばかりだ。
■いざスタートをして本コースにはいる。初めての大会ではミスコースしてしまうことも多いが、途中で失敗しても残ったコースを本気で攻めよう。1ヒート目に思い切り走ってコースの距離感やパイロンの位置などを覚えないと、かなりもったいない。転倒してしまった場合でも即自力復帰できるならば、最後まで走りたい。また、ジムカーナでは転倒してもスタッフは助けてくれない。自力で車体の引き起こしやエンジン再始動が出来ない場合のみ、近くに居るスタッフに手を挙げてサポートをお願いし、即座にコース外のエリアに退避しよう。サーキットと違って、転倒した車両を置いてコース外退避してはいけない。
■さて、1ヒート目の結果はどうだっただろうか。ノービスクラスのあとには、C1クラス、Bクラスと上位シードの走りがじっくり見られる。自分に足りないものはなんだったか、間違えたコースの正しい回り方はどんなだったか、確認のためにも観戦は積極的にしたい。なお、観戦の際には、軽装備に変えられると身体が随分楽だ。真夏の場合は水分を、冬の場合は防寒をしっかり用意して、快適に観戦を楽しもう。Aクラスまで終われば、昼休みとなる。
■昼休み中には、再びコースウォークすることができる。自分が1ヒート目に走った感覚と、歩いて見るコースのギャップ、楽に回れるライン等、ガッツリ歩いて確認しよう。きっちりと休憩をとりつつコース図の再確認をし、周囲の人間と親交を深めてもいい。しばらくすると本部から1ヒート目のリザルト発表が言い渡されるので、本部テントに行くとリザルトが張り出されている。1ヒート目のタイムによって出走順が変わるので、午後の出走順ガムテープを貰うことが必要だ(D杯の場合)。これはまた車両の前面にわかりやすく張ること。そうこうする内に、ノービスクラスのウォームアップ開始となる。
■2ヒート目の流れも基本的に1ヒート目と変わらないが、D杯の場合は自分のつけているゼッケンと出走順が違うことをきちんと確認して、やはりガムテープで自分の出走の一番前の選手の車両を確認しておくといい。泣いても笑っても、この一本で本日の結果は決まってしまう。悔いが残らぬよう、全力で攻めるべし!
■2ヒート目全クラスの走行が終わると、本部テント前で表彰式と閉会式が行われる。最終リザルトと参加賞品を貰って、長かった一日も終了だ。家に帰るまで気を抜かず!というのにも無理があるが、無事に帰宅しよう。
■まず大会情報は、JAGEの公式サイトに掲示される。
JAGE公式サイト
関東では
ダンロップ杯
MJ(ミシュランJAGE)杯
二つが公認戦だが、まずは年間のスケジュールをカレンダーに書いてしまおう。申し込みはそれぞれ1ヶ月前からで、期限はダンロップ杯が1週間前まで、MJ杯は2週間前までで、MJのノービス参加者のみ、当日受付が認められている。申し込みの受理が遅ければ遅いほど、当日の出走順が早くなるので、自分がゆっくり出走したいのであれば申し込み開始日に済ませてしまうのが正解だ。なお、申し込みはまず参加料を振り込み、JAGE公式サイトからダウンロードできる申し込み用紙をプリントアウトした上で、振込み明細書と一緒に郵送する。ネット振込みの場合は、振り込み完了画面のプリントアウトでもOKだ。ダンロップとMJで振込先も郵送先も違うので、ここには注意が必要。こうして参加が受理されれば、後日「受理書」のハガキが自宅に郵送されてくる。これを忘れると面倒なので、必ず荷物に入れておこう。
■大会前日は、とにかく睡眠をたくさん取れるように私生活をコントロールしたい。初見のコースを走るというジムカーナ競技の性質上、寝不足は最大限避けたいところだ。会場に持っていくものを下記に記すので、参考にして欲しい。
・装備(ライディングウェア・ブーツ・ヘルメット・グローブ)
・ご飯(事務茶屋という有志の出店があるが、ゴハンモノが出るとは限らない)
・水分(夏場ならば2リットル+αは用意すべきだ)
・参加受理書
・トランポ参戦の場合は「ガソリン」「バイクの鍵」を忘れずに!
・レバーやペダル類のスペア
その他、雨のレースの場合は長靴があるとコースウォークが楽だ。雨でなくても、スニーカーやサンダルがあるといい。一日中ライディングブーツというのは意外に疲れるものである。又、当日会場で重整備が必要になって自分の手持ちの工具では足りない場合には、駄目元で近くのトランポ組に声をかけるといい。コンプレッサーやインパクトまで持ってきている人もいるし、結構手伝ってくれる。恥ずかしくて車両復旧できずに諦めるより、頑張って直して競技に出た方が自分のため。恥はかき捨てのつもりで行こう!
■まず朝はゲートオープン前から会場前にトランポや自走車両が並ぶ。別に早く来たからいいというワケではないが、早く会場に入って早く用意ができれば、主催者がコースを作っているところをちょっと覗き見できてお得かもしれない?? 自走の場合は自走エリア、トランポはトランポエリアに車両を停めるが、ここで場所に悩むことはないだろう。ジムカーナには基本的に専用のピットエリアというものがないので、誘導に従って停めれば問題ない。
■車両を指定位置に停めたら、大急ぎで車両の車検準備をしてしまおう。まずミラーは外し、念のため灯火類等のレンズにテーピング。サーキットのように全面をきっちりテーピングする人は少ないようだ。さらにやっておきたいのは空気圧の確認。車検では主にタイヤの磨耗と、ブレーキランプがきちんと点灯するかをチェックするが、いくら車検の甘いジムカーナ競技と言ってもモータースポーツ。水漏れ、オイル漏れ等が絶対にあってはならないし、ブレーキ関係のトラブルも絶対回避すべき。ここは慎重に行こう。
■しばらくすると、車検員が回ってくるので、あらかじめ郵送されてきている「参加受理書」のハガキを車検員に渡し、車検をしてもらう。OKがもらえるとハガキに印鑑を押してくれ、車検ステッカーを渡されるが、ステッカーは車両の全面から見やすい位置(ライト等)に分かり易く張るのがお約束だ。
■車検が終わる頃には、受付の呼び出しがかかる。本部テントにて、クラスごとに別れて受付をするが、この際に受理書を提示しなければならないので絶対に忘れないこと! 受付が済むと、当日のコース図とゼッケンが渡される。また、最近ではゼッケンと同じ番号をガムテープに書くように指示されるが、このガムテープは車両の自分の見やすい位置に張っておこう。ヘルメットを被ると自分のゼッケン番号が確認しにくい選手に対して、主催側からの配慮だ。
■受付が終わり、コース図を貰ったら、ひたすらコースを確認しよう。まずは最初の1~2セクションだけ頭に叩き込むといい。その頃にはコースウォーク開始のコールがかかるので、一斉にコースを歩いて確認する。ゼッケンは黄色がノービス、緑がC2とC1シード、青がB、赤がAシードなので、上位シードの選手の後ろを歩いてコース確認やライン確認をするのもいいだろう。あまり時間があるわけではないので、この時間を有効に使ってコースを憶えること!
■しばらく歩くと、コース閉鎖とライダーズミーティングの呼び出しがかかるので、本部テント前に移動しよう。ライダーズミーティングでは、開会の挨拶と大体のペナルティについての説明があるが、初参加の場合はライダーズミーティング後に「スタート・ゴールに関する説明」が受けられる。結構大事なことを言うのでしっかりと聞いておきたいところだ。
■ミーティング後は、即C2クラスのウォームアップが開始される。大会の進行は、C2→NN→NL→NO→C1→B→Aで、午後はNN→NL→NO→C2→C1→B→Aと進行が変わる。それぞれ走行前にウォームアップ走行ができるが、これは本コースとは別の設定のコースを、選手が連なってトレイン走行するものだ。初参加のノービスの場合はC2のあとだが、ここは早めに装備を身につけ、ガムテープゼッケンを車両に張って、本コース側に移動しよう。というのも、本コースに出走するC2シードクラスの走りを見ながらコース図を再確認できるからだ。そうこうする内に、ノービスクラスのウォームアップ走行開始がアナウンスされる。念のためコース図はガソリンタンクの上にテープで貼り付けると良い。
■ウォームアップは基本的にタイヤと身体を温めるためのものなので、自分より遅い選手が前にいても煽り倒してはいけない。明らかに前が詰まってしまうようなら、自分より速い人間の後ろに移動するか、前をしっかり開けてから出走しよう。ここで転倒したり、体力を使い切ってしまうようなことがないように、あくまでマイペースで。夏場にはタイヤやエンジンが熱ダレしてしまうまえに切り上げること等にも気を遣うクレバーさが必要だ。途中で抜けて休みながらコース図を確認するのだってアリだ。夏以外では最初はタイヤも温まっていないので、無理をせずしっかり加減速して、タイヤを暖める。
■ウォームアップ入り口にはスタッフがいて、ホワイトボードを持っている。ここに本コース側に移動する選手のゼッケン番号が書かれるので、自分の番号が近づいてきたらチェックしておきたい。初めてで不安な場合、出走はゼッケンの数字の小さい順なので、自分よりひとつ番号の小さな選手の車両を覚えておき、その人にくっついていけば問題ない。いざ自分の番号が書かれたら、本コース側入り口に並ぶ。本コース側は、スタートエリアに加えて、8の字ウォームアップが何本か用意されている。前の選手がスタートすると、ところてん式に選手が8の字エリアに入っていく仕組みだ。
■8の字エリアでは、別に8の字をしなくても、オーバルで回り続けても回転の練習をしてもいい。路面が悪く感じたり、8の字が狭くて回れないようであれば、流して走りながらコース図を確認するのもありだ。スタートエリアには3~4人が並べるようになっているので、前の選手が出走したら自分の走っている8の字を譲り、自分はスタートエリアに近い側の8の字に移動する。こうして自分のスタートが迫ってくる。
■一番奥の8の字を回っていると、先の選手が出走してスタートエリアに並ぶ選手が一台分前に行くだろう。そうしたら、いよいよ自分もそこに並ぶ。あとはスタートを待つばかりだ。
■いざスタートをして本コースにはいる。初めての大会ではミスコースしてしまうことも多いが、途中で失敗しても残ったコースを本気で攻めよう。1ヒート目に思い切り走ってコースの距離感やパイロンの位置などを覚えないと、かなりもったいない。転倒してしまった場合でも即自力復帰できるならば、最後まで走りたい。また、ジムカーナでは転倒してもスタッフは助けてくれない。自力で車体の引き起こしやエンジン再始動が出来ない場合のみ、近くに居るスタッフに手を挙げてサポートをお願いし、即座にコース外のエリアに退避しよう。サーキットと違って、転倒した車両を置いてコース外退避してはいけない。
■さて、1ヒート目の結果はどうだっただろうか。ノービスクラスのあとには、C1クラス、Bクラスと上位シードの走りがじっくり見られる。自分に足りないものはなんだったか、間違えたコースの正しい回り方はどんなだったか、確認のためにも観戦は積極的にしたい。なお、観戦の際には、軽装備に変えられると身体が随分楽だ。真夏の場合は水分を、冬の場合は防寒をしっかり用意して、快適に観戦を楽しもう。Aクラスまで終われば、昼休みとなる。
■昼休み中には、再びコースウォークすることができる。自分が1ヒート目に走った感覚と、歩いて見るコースのギャップ、楽に回れるライン等、ガッツリ歩いて確認しよう。きっちりと休憩をとりつつコース図の再確認をし、周囲の人間と親交を深めてもいい。しばらくすると本部から1ヒート目のリザルト発表が言い渡されるので、本部テントに行くとリザルトが張り出されている。1ヒート目のタイムによって出走順が変わるので、午後の出走順ガムテープを貰うことが必要だ(D杯の場合)。これはまた車両の前面にわかりやすく張ること。そうこうする内に、ノービスクラスのウォームアップ開始となる。
■2ヒート目の流れも基本的に1ヒート目と変わらないが、D杯の場合は自分のつけているゼッケンと出走順が違うことをきちんと確認して、やはりガムテープで自分の出走の一番前の選手の車両を確認しておくといい。泣いても笑っても、この一本で本日の結果は決まってしまう。悔いが残らぬよう、全力で攻めるべし!
■2ヒート目全クラスの走行が終わると、本部テント前で表彰式と閉会式が行われる。最終リザルトと参加賞品を貰って、長かった一日も終了だ。家に帰るまで気を抜かず!というのにも無理があるが、無事に帰宅しよう。
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関東事務茶屋杯に出てみよう
☆関東事務茶屋杯に出てみよう☆
いきなりJAGE認定戦に出場するのはちょっと不安、という方には是非『関東事務茶屋杯』への参戦ををお奨めしたい。
関東事務茶屋杯
■このイベントレースはこれからJAGE本戦に出たいと思っている選手に「ジムカーナってどんな?」という雰囲気を伝えることをコンセプトとした、選手有志による手作りの大会。MJ杯と同じトミンモーターランドで開催されるこのイベントレースも、もう2年の歴史をもつ大会となった。
■注目すべきは独自認定である「Dシード」だろう。トップタイム比120%を切ったノービス選手に与えられる独自シードだが、これまで多くのノービスライダーがこのD認定を受けたことをバネに、認定戦でのC2シード昇格を果たしている(かく言う自分も、事務茶屋杯でジムカーナデビュー、D認定を踏み台にしてシード入りしました)。言わばJAGE認定戦への登竜門といった意味合いのある大会だ。来期よりBタイムを出したC1選手にC1+、C1タイムを出したC2選手にC1+という独自認定も追加される予定。
本戦との違いは以下のような感じ。
1:初心者でも回り切れる、少し優しいコース設定。
タイト過ぎる設定が少ないために、ジムカーナ初参戦者でも完走が可能なコースレイアウト。
2:スタートはシグナル式ではなく、アナウンスが入ってから自由スタート。
計測は車両のスタートと同時に切られるため、フライングや出遅れの心配はない。
3:トップタイム比120%を切ったノービス選手に『事務茶屋Dシード』認定。
このステッカーを貼りたくて頑張っているノービス選手もたくさん居る、隠れた誇り認定。
4:大会終了後の余った時間はトレイン練習会で走り放題。
2時間弱をミッチリ走れる練習会つき。トミン開催なのでMJ杯出場を見越した練習にもなる。また、JAGEスタッフでもありA級ライダーでもあるハカイダ-氏がスタッフをしてくれている場合は、自車両を乗ってもらってのレクチャーや、恐怖と感動の自車両タンデムレッスンを受けられることも!!
5:関東ジムカーナ名物『事務茶屋』のご飯が腹一杯食える(参加費込み・当日受付を除く)。
食いすぎで2ヒート目に腹が大変なことになる選手多し。メニューは特製弁当・カレー等々。
6:NL、NO、NN含めてNクラス扱いとなる。
N選手が出場の中心となる大会。自分のポジションを確認することが可能だ。
7:出走順は1ヒート目がD→N→C2→C1→B→A。
Dクラスにとっては、C2昇格後に待ち構える「朝一番の出走」を事前に体験することに。
8:Nクラスは当日受付が可能。
(HPにて要確認)
9:車検が比較的まったり。
まったりと言うか自己車検。レギュレーション上本戦に出れるか不安な選手も、当日車両を見てもらってある程度のジャッジを受けることも可能だ(極端な爆音や無茶苦茶な改造でない限り走行可能)。
10:足つきOK。
事務茶屋杯では初参戦者や初心者のために、JAGE認定戦ではペナルティ1秒加算となる「走行中の足つき」がノーカウントとなります。これ、かなり嬉しいはず。
■出場へのイロハ
基本的にエントリーはHPから受付をすることになるが、JAGE本戦でも会場内の軽食スポットである『事務茶屋テント』にて受付が可能。HPからのエントリーは、PDFの申込書をプリントアウトしてのFAX、もしくは郵送。そのほかにもメールフォームによるエントリーや、YAHOOオークションを利用したクレジット決済も可能となっている。エントリーフィーの振込は開催1週間前までだ。
08年の予定はまだ発表されていないが、年間3~4戦を目処に開催される関東事務茶屋杯。練習会では出てこない回転セクションやライン通過等もあり、本戦への出場予定者やC2シード入りを目指すノービス選手は必ず出ておきたい大会だ。
いきなりJAGE認定戦に出場するのはちょっと不安、という方には是非『関東事務茶屋杯』への参戦ををお奨めしたい。
関東事務茶屋杯
■このイベントレースはこれからJAGE本戦に出たいと思っている選手に「ジムカーナってどんな?」という雰囲気を伝えることをコンセプトとした、選手有志による手作りの大会。MJ杯と同じトミンモーターランドで開催されるこのイベントレースも、もう2年の歴史をもつ大会となった。
■注目すべきは独自認定である「Dシード」だろう。トップタイム比120%を切ったノービス選手に与えられる独自シードだが、これまで多くのノービスライダーがこのD認定を受けたことをバネに、認定戦でのC2シード昇格を果たしている(かく言う自分も、事務茶屋杯でジムカーナデビュー、D認定を踏み台にしてシード入りしました)。言わばJAGE認定戦への登竜門といった意味合いのある大会だ。来期よりBタイムを出したC1選手にC1+、C1タイムを出したC2選手にC1+という独自認定も追加される予定。
本戦との違いは以下のような感じ。
1:初心者でも回り切れる、少し優しいコース設定。
タイト過ぎる設定が少ないために、ジムカーナ初参戦者でも完走が可能なコースレイアウト。
2:スタートはシグナル式ではなく、アナウンスが入ってから自由スタート。
計測は車両のスタートと同時に切られるため、フライングや出遅れの心配はない。
3:トップタイム比120%を切ったノービス選手に『事務茶屋Dシード』認定。
このステッカーを貼りたくて頑張っているノービス選手もたくさん居る、隠れた誇り認定。
4:大会終了後の余った時間はトレイン練習会で走り放題。
2時間弱をミッチリ走れる練習会つき。トミン開催なのでMJ杯出場を見越した練習にもなる。また、JAGEスタッフでもありA級ライダーでもあるハカイダ-氏がスタッフをしてくれている場合は、自車両を乗ってもらってのレクチャーや、恐怖と感動の自車両タンデムレッスンを受けられることも!!
5:関東ジムカーナ名物『事務茶屋』のご飯が腹一杯食える(参加費込み・当日受付を除く)。
食いすぎで2ヒート目に腹が大変なことになる選手多し。メニューは特製弁当・カレー等々。
6:NL、NO、NN含めてNクラス扱いとなる。
N選手が出場の中心となる大会。自分のポジションを確認することが可能だ。
7:出走順は1ヒート目がD→N→C2→C1→B→A。
Dクラスにとっては、C2昇格後に待ち構える「朝一番の出走」を事前に体験することに。
8:Nクラスは当日受付が可能。
(HPにて要確認)
9:車検が比較的まったり。
まったりと言うか自己車検。レギュレーション上本戦に出れるか不安な選手も、当日車両を見てもらってある程度のジャッジを受けることも可能だ(極端な爆音や無茶苦茶な改造でない限り走行可能)。
10:足つきOK。
事務茶屋杯では初参戦者や初心者のために、JAGE認定戦ではペナルティ1秒加算となる「走行中の足つき」がノーカウントとなります。これ、かなり嬉しいはず。
■出場へのイロハ
基本的にエントリーはHPから受付をすることになるが、JAGE本戦でも会場内の軽食スポットである『事務茶屋テント』にて受付が可能。HPからのエントリーは、PDFの申込書をプリントアウトしてのFAX、もしくは郵送。そのほかにもメールフォームによるエントリーや、YAHOOオークションを利用したクレジット決済も可能となっている。エントリーフィーの振込は開催1週間前までだ。
08年の予定はまだ発表されていないが、年間3~4戦を目処に開催される関東事務茶屋杯。練習会では出てこない回転セクションやライン通過等もあり、本戦への出場予定者やC2シード入りを目指すノービス選手は必ず出ておきたい大会だ。
競技しなくてもいいです。死なないジムカーナ
先日、自分の友達が死んでしまいました。バイクの事故です。実に面白い奴でした。可愛い嫁さんがいて、バイクが心の底から好きな奴で、本当にいい奴でした。
自分はもの凄い後悔にかられました。
何で俺は奴をジムカーナに誘わなかったんだろう。
興味を示してくれたことがあったのに、何で導かなかったんだろう。
ウザい話かもしれませんが、お願いです。最後まで一読してください。
バイクはよく言われるように、ヘタにコケりゃ即死ぬ乗り物です。自分は湾岸地帯の走り屋小僧出身だったり、首都高のチームに入っていたことがあったりしますし、『交通安全マニア』みたいな方々とはちょっとソリが合わないなと思うこともあります。決して誉められたライダーじゃありません。
ですが、バイクで死なずにライダーを貫き通すにあたって、一つだけ確信をもって言えるのが、「アクティブセイフティ」という考え方は絶対的に正しいということです。
アクティブセイフティっていうのは、能動的にバイクを操って安全性を高めようという考え方です。逆にネガティブセイフティってのは、ガレージからバイクを出さずに鑑賞することだと自分は思います。
全てのバイク乗りにお願いです。頼むから、死なないでくれ。もうこんな思いは沢山だよ。
死んだ友達へ。本当にごめん。俺がなんか言ってりゃ、お前死なずに済んだかもしれない。本当にごめん。
全てのバイク乗りにお願いです。
モトクロスやりましょう。
クローズドサーキットを走りましょう。
ジムカーナをやりましょう。
自分はジムカーナやってるんで、「ジムカーナやりましょう」を強調しますが、なんでもいいから運転が上手くなる努力をしてくれ、頼む。
このページではジムカーナ競技参戦への勧めを書いていますが、ぶっちゃけ競技なんかしなくてもいいんです。ジムカーナっぽいことでいいです。タイムが出ないバイクでいいし、アメリカンでもビッグスクーターでも原チャでもいいです。ジムカーナはタイヤがふたつとエンジンがついてるバイクなら、全ての人が遊んで学べます。ジムカーナの練習中に死んだ奴の話を聞いたことがありません。中低速で地味で退屈そうに見えるかもしれませんが、、実際やってみれば真冬でも汗をかくほどエキサイティングなスポーツです。それを、非スポーツバイクだってやれるんです。競技やんないなら、こんなにお手軽なものってないと思います。
ちょっと練習すれば、まったく何もやっていないライダーに比べて確実に「死なないライダー」に近づけます。競技で上を目指せば辛いこともありますが、遊びでやる分には達成感もあり、楽しいことのほうが遥かに多いです。実際競技のノービスクラスだって、そこらの自称ベテランライダーより死にづらいライダーです。130%切ったら、立派にベテランです。誇っていいです。得た技術は、公道で死なないライディングに絶対繋がるものです。練習で限界まで攻めてれば、公道攻めるのがアホらしくなるときもありますし、公道攻めてもどのぐらいで死ねるか自分で分かるようにもなります。
練習だけなら、それ用のバイクを用意する必要もないです。大事なバイクを傷つけたくない、その気持ちは大変わかります。ジムカーナやれば、絶対バイクは傷つきます。でも、バイクを綺麗に保つために技術を磨かず、綺麗なバイクで事故を起こして死んだらどうすんだよ。ボコいバイクは、ヘタさの象徴ではなく、自分の腕一本足一本、そして命の身代わりです。練習でタイヤがチビっても、命ちびらすよりお得です。タイヤ代なんか、ちょっとしたツーリング1回我慢すれば出ませんか?
ジムカーナに限りませんが、本気で競技までやれば、死ぬ率はもっと下がると思います。なぜなら練習が大変で、公道で遊んでる暇がなくなっちゃうから。フルサイズのサーキットや鬼ジャンプするMXでは競技や練習中に死んじゃうこともあるので、死なないジムカーナは上乗せでお薦めです。死ぬ気で競技やっても死ねないジムカーナです。
既にジムカーナっぽいことをしている、競技をやっている方にも、お願いです。身の回りのライダーに、宗教勧誘のごとくジムカーナを勧めてみてください。何らかのスポーツライディングをやっている方、それを友達に勧めてください。ウザがられても、何言われても、その友達が死んじまうよりは全然マシです。一緒に8の字やってみてください。一緒にサーキット連れてってやってください。MX場に連れてってやってください。お願いです。
自分はもの凄い後悔にかられました。
何で俺は奴をジムカーナに誘わなかったんだろう。
興味を示してくれたことがあったのに、何で導かなかったんだろう。
ウザい話かもしれませんが、お願いです。最後まで一読してください。
バイクはよく言われるように、ヘタにコケりゃ即死ぬ乗り物です。自分は湾岸地帯の走り屋小僧出身だったり、首都高のチームに入っていたことがあったりしますし、『交通安全マニア』みたいな方々とはちょっとソリが合わないなと思うこともあります。決して誉められたライダーじゃありません。
ですが、バイクで死なずにライダーを貫き通すにあたって、一つだけ確信をもって言えるのが、「アクティブセイフティ」という考え方は絶対的に正しいということです。
アクティブセイフティっていうのは、能動的にバイクを操って安全性を高めようという考え方です。逆にネガティブセイフティってのは、ガレージからバイクを出さずに鑑賞することだと自分は思います。
全てのバイク乗りにお願いです。頼むから、死なないでくれ。もうこんな思いは沢山だよ。
死んだ友達へ。本当にごめん。俺がなんか言ってりゃ、お前死なずに済んだかもしれない。本当にごめん。
全てのバイク乗りにお願いです。
モトクロスやりましょう。
クローズドサーキットを走りましょう。
ジムカーナをやりましょう。
自分はジムカーナやってるんで、「ジムカーナやりましょう」を強調しますが、なんでもいいから運転が上手くなる努力をしてくれ、頼む。
このページではジムカーナ競技参戦への勧めを書いていますが、ぶっちゃけ競技なんかしなくてもいいんです。ジムカーナっぽいことでいいです。タイムが出ないバイクでいいし、アメリカンでもビッグスクーターでも原チャでもいいです。ジムカーナはタイヤがふたつとエンジンがついてるバイクなら、全ての人が遊んで学べます。ジムカーナの練習中に死んだ奴の話を聞いたことがありません。中低速で地味で退屈そうに見えるかもしれませんが、、実際やってみれば真冬でも汗をかくほどエキサイティングなスポーツです。それを、非スポーツバイクだってやれるんです。競技やんないなら、こんなにお手軽なものってないと思います。
ちょっと練習すれば、まったく何もやっていないライダーに比べて確実に「死なないライダー」に近づけます。競技で上を目指せば辛いこともありますが、遊びでやる分には達成感もあり、楽しいことのほうが遥かに多いです。実際競技のノービスクラスだって、そこらの自称ベテランライダーより死にづらいライダーです。130%切ったら、立派にベテランです。誇っていいです。得た技術は、公道で死なないライディングに絶対繋がるものです。練習で限界まで攻めてれば、公道攻めるのがアホらしくなるときもありますし、公道攻めてもどのぐらいで死ねるか自分で分かるようにもなります。
練習だけなら、それ用のバイクを用意する必要もないです。大事なバイクを傷つけたくない、その気持ちは大変わかります。ジムカーナやれば、絶対バイクは傷つきます。でも、バイクを綺麗に保つために技術を磨かず、綺麗なバイクで事故を起こして死んだらどうすんだよ。ボコいバイクは、ヘタさの象徴ではなく、自分の腕一本足一本、そして命の身代わりです。練習でタイヤがチビっても、命ちびらすよりお得です。タイヤ代なんか、ちょっとしたツーリング1回我慢すれば出ませんか?
ジムカーナに限りませんが、本気で競技までやれば、死ぬ率はもっと下がると思います。なぜなら練習が大変で、公道で遊んでる暇がなくなっちゃうから。フルサイズのサーキットや鬼ジャンプするMXでは競技や練習中に死んじゃうこともあるので、死なないジムカーナは上乗せでお薦めです。死ぬ気で競技やっても死ねないジムカーナです。
既にジムカーナっぽいことをしている、競技をやっている方にも、お願いです。身の回りのライダーに、宗教勧誘のごとくジムカーナを勧めてみてください。何らかのスポーツライディングをやっている方、それを友達に勧めてください。ウザがられても、何言われても、その友達が死んじまうよりは全然マシです。一緒に8の字やってみてください。一緒にサーキット連れてってやってください。MX場に連れてってやってください。お願いです。
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